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20代前半学生。ポルノグラフィティやらラブライブ!なんやら

【ネタバレ有感想】ポルノグラフィティ「BUTTERFLY EFFECT」15thライヴサーキット かわさき、名古屋参戦しました【ライブレポ】

 

本日(書いてる日)は最終公演パシフィコ横浜公演の日!

ということでネタバレ有りの感想を書いていきたいと思います!

 

しばらく自分語りが続くと思うので、早く読みたい方は急いで下へ…

 

改めて書きますと、僕が参戦したのは2公演目のカルッツかわさき公演、30公演目の名古屋国際会議場公演(2日目)で、恐らく前半、後半のセットリストを観られました。

川崎は1階後方、名古屋はなんと2列目、晴一さんの正面でした!ですので、記憶が鮮明かつ深い名古屋の感想が多めになるかと。

てことで、2列目という神席を当てたことについて。

まず近い。目が合うか合わないかとかいうレベルじゃない。1~3列目で男は数人しかいなかったため、もう、彼らは演奏しながら、僕の存在を意識せざるを得ないって感じでした。見られてる…もっと髪ちゃんとセットしていけばよかった。今回のツアーTシャツ着とけばよかった。(買ってない…)

にしても良かったです2列目で。1列目だったら精神持たなかった笑。手届いちゃうし笑

思い出話。自分は高校時代軽音楽部で、定期的に視聴覚室や学校近くのライブハウスで校内LIVEをしてたんですけど、学園祭の時だけは体育館ステージでのLIVEでした。視聴覚室とかと違って、体育館ってほんと広いんですよね。で、学園祭だから、自分のシフトが入っている友達は来られなかったりして、他校の友達を誘ったりしてもやっぱり、視聴覚室でやる時よりはガラガラだな。って。そりゃ3人時代のAqoursも困るわ、って。

加えて、視聴覚室などと違い、体育館は日の光が入ってきてどうしても明るくなってしまうのと、折り畳み椅子の席が用意されているため、客は遠慮がちになって、ステージ前まで出てこず、椅子に座っちゃうんですよね。するとMCでボーカル(自分はギターでした)が、「とりあえずもっと、皆さん前に、出てきてください…」って客にこれまた遠慮がちに言うわけですよ。しかもMCに慣れていないためか棒読みで。そしたら数人の客は、顔を見合わせながら、遠慮がちに前に出てきて…日本人ってなぜ皆こうも人に合わせてしまう人種なんだ、と思って…

ってこんなリアルな描写はどうでもよくて、

仲の良い友達はありがたいことに自分の前まで来てくれて、一緒に身体を動かしてノッてくれました。ステージを見上げる皆のその目は楽しそうで、自分も楽しくなって、ギターと、俺と、友達とで、この最高の空間を創り上げている気になって…

それを、晴一さんと、俺が今やってる!!と思うと、非常に感動した、という話です。ポルノのライヴは演出ももちろん最高ですが、ポルノのお二人のパフォーマンスを頭から脚までほぼ100%見られ、受け止められたのが、今までにはない経験でした。

自分は10年ファンやってライブ参戦してきて、ついに報われたかという気持ちが大きかったです。今までで一番近かったのがスガフェスで頑張ってオルスタの人が溢れる中10列目くらいに来た時ですかね。あれはつらかった。10年応援してくれてるならたまにはええやろ、って神も認めてくれたんですかね。また10年間ライブ行き続けないとね。そう考えると、転売で最前とかのチケット買う人ってヤバすぎますね。ま、その話は今はいいです。

 続きから本編始まります。

 
てことで、ライブの感想です。これはライヴレポじゃないので、一応曲順に思い出していくものの、演出などを細かく書いていくわけではないほか、(キリがないし、映像見れば済む話)、感想があまりなかった(メモしてなかった)曲もあったりなかったりしますが、悪しからず。

というか、ライブ感想より前置きのほうが長い。

 かわさきが前半、名古屋が後半ですね。

 

Opening~1.夜間飛行

1曲目はTHE DAYだと信じていたため、裏切られた。というか、ほとんどの人が裏切られたと思う曲。

よく考えたら開演前のスクリーンも明らかに飛行機、空を意識したものだったが、まさか一曲目から来るとはね。

セトリを知って臨んだ名古屋公演直前、「ライブは定刻開始します」のアナウンスが流れた時、(飛行機の)定刻出発的な?!って勝手に感動していた自分がいた。

光の当たり方、曲調などが合わさって神々しさ3割増しでした。昭仁さん、本当に俺より背低いの?嘘でしょ?みたいな。

 

 2.Montage(かわさき)

めっちゃ聴きたかった曲~~~

モンタージュの演出最高でした。映像化しないとか無しだよ?ほんとに。

2番サビ~間奏~Cメロ~ギターソロの流れがありえん好き

 

 2.LiAR(名古屋)

2列目だとギター弾く指遣いまで見えるのね…!プロの指遣いって…正確なんだなあ

 

3.真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ

今回のツアーは他のアルバムツアー以上に規模が小さくて、なんでかなと思ったけど、あんまり広いキャパ向けの曲がBUTTERFLY EFFECTにはあんまりなかったのかな(少なくとも前作よりは)、って思った。

その中で、もっと欲しい、派手な演出欲しいよ!!ってなった曲。

単純に好きだからたくさんLIVEで聴きたいのと、いつかPVの再現をしてほしい。

ただしLIVEで演奏するたび昭仁さんが嘔吐(えず)く。

 

MC

4.ワールド☆サタデーグラフティ

昭仁さんが台に乗ってワイパーしていたため、ほぼ下から見上げる形になったけど、下から見ても顔が美しい!

位置的に遠いからかもしれないけど、tasukuさんの音が分からん!

今更だけどどんな曲名だよ(笑)☆って(笑)

 

5.ダリア

前も書いたかもしれないけど、Bメロの青とオレンジの照明が完全にソーダ・コーラ味のひもQだった

管楽器のところをギターでアレンジしたのが好き。

 

6.ネオメロドラマティック(かわさき)

BBQinつま恋(1,3回目)、ポルノ港、PANORAMA×42(アレンジ)とかで披露してるけど、通常バージョンを普通のワンマンで披露したとなると2010年まで遡る(合ってる?)久しぶりな気もするしそうじゃない気もする曲。

ポルノの曲の中で5本の指に入るくらい好きです。ウォイ!

 

6.リンク(名古屋)

暗転中、晴一さんが絶対ネオメロじゃないリフの指の動きを練習していたため少し読めた。そんなこともわかるほぼ最前列

ネオメロ、リンク、メリッサ、ギフト、ハネウマあたり聴いてると2008~9年(10イヤーズギフト~ロイス―)を思い出す。ハートもロイス―以来だよね。

 

7.メリッサ

「君たちが、とっても知ってる曲」ことメリッサ!

ついに晴一さんがステージ前まで出てきた!

ギターソロも腕を挙げて応援したかったが、なんとなく後ろの人に悪いかな、という空気が周辺10人くらいの中で漂っていた(ステージに高さがないので腕上げると結構晴一さんが隠れる)ので、大人しく手拍子をした(笑)

ポルノのライヴのノリ(手拍子をするか、どう腕を振るかなど)は、まず前列3列辺りの人達が一瞬で空気を読み合って動きを合わせ、それを見た後ろの人たちが合わせる、という流れで、会場全体の動きが合っているんだなと、なんとなく感じた。この空気を読み合うスピードがポルノファンは尋常じゃない。

 

MC

説明しよう!

 

8.Working men blues

アルバム曲ゾーン。

「ダサかっこいい」の極みな曲。

意外と序盤であっさり披露されてしまった。

後半は映像追加されてたかな?

 

9.170828-29

上で書いた学園祭のように、一番盛り上がれた曲。間違いなく俺は晴一「と」ノっていた。お互いが別々でなく、晴一が俺を盛り上げてたのでもなく。

ただそれに夢中になり過ぎてギターソロ直前に気づいて慌ててワウを踏みに行っていた(笑)

あのテーマからこういうロックな曲が出てくるのもポルノならでは。

 

10.「君の愛読書がケルアックだった件」予告~君の愛読書がケルアックだった件

かわさき参戦の前、相方(曲は聞くけどラジオその他は追っていないファン)に「この曲は、そういうキラキラした映画があったとして、そのタイアップとして~」って説明をしていたからいいけど、それを知らなかったらサッパリですよ(笑)誰だこのオッサンってなるわ!(笑)

タイトル発表時「ネタ曲か…?」

初聴時「いや、真面目な曲だ…!」

LIVE「なるほど、真面目なネタ曲か!」ってなった。

サビ以外がキー低いぶんサビの高音が映える映える。

 

11.クリスマスのHide and Seek(かわさき)

結局クリスマス終わっても前半公演はやってたそうですね。

演出も気合入ってたもんなあ、頼むから映像化してくれ(二回目)

 例のネタバレ無感想で、「みんなノリ悪いな」って書いたけど、それはいつもみたいに腕を上げて振ってる人がほとんどいなかったって話であり、実際は皆身体が自然に揺れている、と言った感じで、ある意味ではとっても「ノリ」が良かった、そんな曲でした。これはMICROWAVEでも同じでしたね。

11.MICROWAVE(名古屋)

アルバム曲で一番期待してた曲で、 かわさきで披露されなくて非常にもどかしい思いをしたけど、名古屋でその期待以上の演奏で圧倒された。

というのもめっちゃ好きな曲で、音のバランスというか、無駄な音が一切ない感じが完成度高いな〜ってリピートしまくってたんですけど、

生演奏はそれとは別の完成形を見たというか、むしろより洗練されていて、これ一曲で元取れるでしょ的な完成度でした。Amuse Fesのトリで一曲目にMICROWAVEやって全員の度肝を抜けばいいと思いました。

I"ll back on〜(ダダダン!!ドコドコドコドコドコドコドコ!!!!)のドラムが滅茶苦茶好きなので真助さん完全再現すぎて感動した。

 

 前の記事でも書いたセトリの流れについて。

"音楽をちゃんと聴かせることは当然のことだけど、それ以外の部分……ライブ自体の始め方とか、曲と曲のつなぎ方とか、そういう部分でより伝わる表現をすることは案外簡単ではないんですよ。ただ単純に派手な演出を入れて、オープニングは大げさに、そこから3曲続けてやって、「ようこそ!」って言ったあとに2曲、その後にMCみたいな流れをテンプレートっぽくやっちゃいがちだけど、それって実は音だけにおんぶに抱っこ状態、ともすると曲を消化しているだけみたいなことにもなると思うんですよ。表現者として思考停止しちゃってると言うかね。だから、そこをなんとかできるように、今まで以上にしっかり考えたいなって思うんです。"

て前に晴一さんがインタビューで言っていたのですが、

今回のライブはそういう曲と曲のつながりを、ブロック(過去曲ブロック、アルバム曲ブロック、お互いのソロ~ダークな曲ブロック、希望の歌ブロックみたいな、適当に命名)に分けることで強く意識させられたのかな、と思いました。過去曲ブロックがなかなか革新的でしたね。コアなファンも「なんかこのツアーいつもと違うな?」というのを感じたと思いますし、7曲目でメリッサ!って一回盛り上がりきってMC、って流れは今まであまりなかったと思います。

MC

 

12.カゲボウシ(弾き語り)(かわさき)

12.ハート(弾き語り)(名古屋)

「ちょっと喋らせてもらいます」って喋り始めるコーナー的なのは、ライブの流れが切れる感じがしてあまり好きじゃないんですけど、今回限りならまあいいかって感じでした。

昭仁さんの弾き語りはいつもの声に優しさが少しプラスされた感じで好きです。

ただ、幾ら優しく歌っても青筋は立っていた。これも最前だから分かる話なんだけどね。

ハートは意外でした。昭仁曲じゃないし。ギターはこっちの方が上手かった気がする。

 

13.月飼い

この時のブログでも書いた通り、次の曲が吹っ飛ぶほどの衝撃でした。

はいはいそういう感じね(「午前5時だしTHE DAYかな?」)→

 

って感じでした。叫んだ。

74ersの演奏、特にイントロで楽器を掻き鳴らす三人の印象が強くて、それと比べてみるとやはり時代を感じましたね。大人な月飼い、と言いますか、

でも曲への引き込まれ方は昔以上で、凄すぎました…

 

14.Part time love affair

名古屋の時は月飼い来るの知ってたので切り替えてしっかり聴けました。

昭仁さんの歌い方がとんでもなかったです。

ポケットに手を入れてほぼ棒立ちで歌ってたり、マイクスタンドに体重をかけてだるそうに歌ってたりしてやばかった。

「表現力が〜」とかなんとか言わなくてももう十分優勝してました。

 

15.Fade away

 アルバム聴いたときからかなり好きで、絶対盛り上がるだろうなとか思ってましたが、

圧倒されて盛り上がるどころではありませんでした。

叫ぶような歌とギターで、剥き出しの感情が襲い掛かってくるような感じでした。

語彙力ないけど、そんな感じ。

 

16.ギフト

17.Rainbow(名古屋は16と17が逆)

出ました、「希望の歌」ゾーン。

下げて下げて上げにかかるという、宗教のような凄いセトリ。一生ついていきます。

特にこの2曲は爽やかで、元々Rainbowはギフトの弟分っぽいなと思っていたけど、まさかここで繋げてくるとは。

でも作詞者はそれぞれ違うわけで、同じ希望の歌でも書き方が違うんだなあっていうことも改めて分かりますね。(自分は他の方の考察ツイートを見ないとよく分からなかった)

セトリ替えは何とも言えないかなあ。Fade away~インストからの流れはギフトの方が気持ちよかった。

 

18.THE DAY

やっぱ盛り上がるねえ!アニメタイアップがなきゃこの曲はなかったと思うとアニメタイアップに感謝せざるをえない。ヒロアカに感謝。

ギターソロ前の掛け合いでは昭仁さんの叫びが聞けたし、(ああいうの珍しいし、心配になるくらい叫んでた)ウォイ!ウォイ!は楽しいし。

今回のツアーは全体的に掛け合いが多かったりして(part time~とかFade awayでもあった)、夜間飛行の幕の演出もだけど、「この2人でポルノグラフィティなんやで」感を改めて強く感じました。かっこいい。

 

19.ハネウマライダー

この曲も新たな旅立ちへの「希望の一曲」でした。

ツアータオル買ってなくてほんと申し訳ない。

 

20.キング & クイーン

強さとは己自身を 何度でも信じられること!

と言ってラスト1曲へ。

名古屋の時はこんな幸せな時間が終わってしまうという実感が急に湧き出て泣けてしまいました。また恥ずかしいところを2人に見せてしまった…笑

タイトルがダサいとか、歌詞が薄っぺらいとか、色々言われてたかもしれませんが、ライブ中だとその分歌詞がまっすぐ入ってきて、グッとくるんだなこれが。元々バレー中の選手にすっと届くような歌詞を意識してたわけですもんね。

でもこれ書いててタイトルほんとにこれであってる?ダサくない…?とは思ってしまった。

 

アンコール

1.ミュージック・アワー(かわさき)

本編はまあアップテンポな曲多めだったけど、こういう爆発的な盛り上がりは少なかったので嬉しい!

まあおなじみの曲は逆に書くこと少なくなるんだけどね…

 

1.カメレオン・レンズ(名古屋)

ツアーでやるってことはなんとなく知っていた新曲。

いやー改めてめちゃめちゃ当たりですわ。不倫ドラマにピッタリの不穏な歌詞、MICROWAVEでもはまった打ち込み多めの編曲、これをシングルで自信もって出せるのが今のポルノグラフィティ!って感じで誇らしい。

歌詞を表した演出も素敵。

 

MC

かわさきでは(たぶんもっと前のMCだと思うけど)競馬場やら競輪場やらあって人間の欲が前面に出た街だね見たいな話をしてたし、(昭仁さんはラゾーナで買い物したこともあるらしい)

名古屋は宇野昌磨が出身なこともありオリンピックの話題になって、結局メンバー全員でもぐもぐタイムをやってました笑

もりおさん苺握りつぶしてめっちゃ汁飛んでたけど大丈夫だったのかな…ww

 

2.ジレンマ

あー最後。

ジレンマは特に皆前で演奏してくれるから改めて2列目の凄さを感じてました。

他の方のソロパートでは晴一さんが上手側で座って後ろ向いて見てるので、めっちゃ背中!ってなりました。

今回はこうへいさんがNAOTOさんの代名詞であるブリッジ奏法してたんですよね。こういうのが受け継がれていくの大好き。

でも名古屋の時は、ブリッジの時に床に貼ってあるセトリが書いてある紙で滑って転んでた…

いやー楽しかった。

これ書きながら、「胸張ってけ!」って言われたの思い出して、ああ頑張ろってなりました。

 

最後にほんとステージの端から端までぎりぎりまで来て手を振ってたのがとても印象的でした。ずっとありがとうって言ってるし。皆が静かにならなくても位置的に聞こえるし。あー感動しっぱなしでした。とさ。

 

思うままにかいたら長くなってしまいましたが、2公演、2パターンのセトリで参戦できて非常に満足でした。

THE WAYからずっとそうですが、曲だけでなく色々なライブの形を模索し続けていて、やっぱポルノは尊敬できるな、と思ったツアーでした。

ツアーは初めてやる曲が多くて、生で聴くと「これ原曲越えたな!?」ってなる瞬間が多くてやっぱり好きですね。今回のアルバム曲はしばらくやらないのかなと思うと少し寂しいです。

次はアミュフェスですかね。このブログでレポを書くかは謎ですが。またお会いしましょう!